カーラッピング施工時の高い気温による影響と施工後のフィルム対策

2018/07/18

カーラッピング施工の暑さ対策 カーラッピングフィルムの熱さ対策


 

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ヤバいですね、この熱さ!ここ四日市の本日の予想最高気温は37度!!

体温よりも高いです(汗)

しかもこの温度って地面から1、5メーター上のアスファルトじゃないところ?で測定してる気温だそうで、実際人が生活してる所での温度は40度超え!だそうです。
たしかに日中の車の温度計なんて45度とかになってますもん・・・
もぉね、人間が外にいる事ができませんよ、この暑さは・・・

これだけ暑いとお年寄りや子供、体力のない人達を、周りでも注意して見ていてあげないと、死んじゃいます。

屋外でお仕事されている方々も命に関わってきますのでくれぐれも注意しないといけません。

無駄な外出を控えて、エアコンつけて、しっかり食べて飲んで、熱さ対策しないとね。

しかし、まぁ、何年も前から書いてる気がしますが、地球規模で環境がおかしいくなってますよね? ほんと、下手したらあと100年もしないうちに地球自体に人が住めなくなるのでは??と思えるような事が地球規模で進んでる気がしてなりません。
一刻も早く手を打たないと未来のある子供たちに未来が無くなってしまいます・・・よね

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気温が高過ぎる場合カーラッピングの施工にも影響

溶ける車

さて

この異常な暑さですが「カーラッピング」にも色々と影響があります。

具体的には、施工時に温度が高い場合フィルムが柔らかくなりすぎてとても施工しずらくなります。様々なメーカーのラッピングフィルムにはある程度の「コシ」がありますが、高い温度によりそのコシがなくなり、フニャフニャの状態になりシワやエアー、折れ、貼り損じなどの要因となってしまいます。
さらに「のり」の初期粘着が非常に強くなり、通常だと位置決めできる範囲でも施工部にフィルムを置いた瞬間にくっついてしまう状態に。そこから剥がして貼り直すとショックライン(通称糊ずズレ)などがついて、こちらも貼り損じの要因となってしまいます。

しかも粘着が強くなる事でノリの密着度が上がり、カーラッピングフィルム最大の特徴でもある「エアー抜け」に関しても非常に「抜け辛く」なり、こちらも貼り損じの原因の一つとなってしまいます。

各フィルムメーカーには施工時の基準設定温度があり、当社で推奨しているエイブリーデニソン社の場合、施工場所の適正温度は15度〜25度が好ましいとなっています。

この設定温度は特にラッピング専門店では無い場合、施工環境が空調設備の無いピットや、酷い場合は屋外なんて事もあり、このような場合「貼り損じによる失敗」のリスクが非常に多くなる気がします・・・というか、なります(涙

それと依頼する側もこの事を全く理解していない場合が多く、環境が悪い場合は仕上がりも悪くなり、時間もかかり、外的要因で失敗した際の貼り直しの施工費用をどうするかなど、しっかり話あっておく必要がありますよね。

私の経験的にも「暑い」よりは「寒い」ほうが施工が楽ですし、施工者自体も、あまりにも暑い場合は体力や集中力が持ちません・・・

施工後のカーラッピングフィルムの熱さ対策

施工後のフィルム自体もこの暑さではフィルムの表面温度が上がり、劣化を早める可能性もあります。

プリウスルーフラッピング
ルーフラッピングは特にメンテナンスと予防が必要です 

フィルム自体は100度程度の温度では問題はありませんが、突然の雨などでフィルムの表面に水滴がついた状態で雨が止みその後強烈な日差しが照りつけるような場合だと、フィルムに残った水滴がレンズ効果を生み、その部分にシミや汚れを焼き付けてしまいます。これでついたシミや汚れは除去が非常に困難です。

ラッピングフィルムにとって水滴は危険
ラッピングフィルムにとって水滴は危険

よってボディーについた水滴はできるだけ早く拭き取る事が一番の予防となりますが、水滴を残さないようなフィルム表面の予防として、撥水性の高いシャンプーなどでも可能です。この場合、浸水性のワックス効果がある製品がオススメとなります。

どうしても一般的には水滴が「玉」になる撥水効果を好みますが、この水滴がフィルムを痛める原因となりますので、水滴が「コロコロ」するのではなく「ベターっ」とボディーから引く浸水性効果の方がフィルムには適しています。

浸水性効果の高いシャンプーでの洗車がオススメ
浸水性効果の高いシャンプーでの洗車がオススメ

カーラッピングは普段からのメンテナンスが大切

可能であるならできる限り車庫に入れたり、屋根の下に置くなど、長い時間直接日光が当たらないような環境にする事も大変効果的です。

洗車中

洗車は日差しの強い日中は避け、陽が落ち(これは塗装面でも同じですね)フィルムの表面が冷えてから(常温)たっぷりの水とたっぷりのカーシャンプーなどで摩擦を極力少なくして優しく丁寧に洗い流します。

簡単にできるメンテナンスは上記になりますが、とにかくフィルムの表面に汚れや水滴を残さない事が長持ちさせる秘訣となり、普段のこういったメンテナンスでラッピングフィルムの耐久性は本来通りの性能を発揮いたします。

この暑さを乗り切って、かっこよく楽しいカーライフを送りましょう!

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